2017年12月26日

現代思想2018年1月号 特集=現代思想の総展望2018

現代思想2018年1月号(青土社)
特集=現代思想の総展望2018
2017年12月27日発売





内容紹介
特集*現代思想の総展望2018
 ―――――
◆インタビュー
煮詰まった時代をひらく / 養老孟司
◆それぞれの〈思想〉
資本の「力」とそれを超える「力」 NAM再考 / 柄谷行人
十月の預言と危機 一九一七年ロシア十月革命を記念して / 汪暉(訳=宮本司)
レンマ的算術の基礎 / 中沢新一
根源的構成主義から思弁的実在論へ……そしてまた戻る / 大澤真幸
◆討議
斜めに横断する臨床=思想 / 信田さよ子×松本卓也
◆インタビュー
量子的マルチバースと時空間概念の変容 / 野村泰紀
―――――
【導入】
ラディカルな有限性 思弁的実在論の一〇年とその後 / 千葉雅也
【新しい実在論/唯物論/存在論】
オブジェクトへの道 / G・ハーマン(訳=飯盛元章)
非自然主義的実在論のために / M・ガブリエル(訳=斎藤幸平+岡崎龍) 
閉ざされたアクセスのポエジー 詩的イメージの対象化にむけて / D・ゴルィンコ=ヴォルフソン(訳=乗松亨平)
暗き生 メイヤスー、ブラシエ、サッカー / 星野太 
【ポスト思弁的転回のマニフェスト】
加速派政治宣言 / N・スルニチェク+A・ウィリアムズ(訳=水嶋一憲+渡邊雄介)
ゼノフェミニズム 疎外(エイリアネーション)の政治学 / ラボリア・クーボニクス(訳=藤原あゆみ)
【人類学の「静かな革命」】
パースペクティヴの人類学と制御された取り違えという方法 / E・ヴィヴェイロス・デ・カストロ(訳=近藤宏)
「沈む島」と「育つ岩」 あるいは、「生き存(ながら)えること」の人類学 / 里見龍樹
【哲学×科学の対話】
書評 アラン・バディウ『数と数たち』 / R・ハーシュ(訳=近藤和敬+黒木萬代)
―――――
【図解】
現代思想の古層と表層のダイアグラム / 近藤和敬
―――――
研究手帖
分析哲学とアメリカ観念論 / 小山虎



連載●瓦礫(デブリ)の未来●第六回
結界 / 磯崎新
連載●科学者の散歩道●第四三回
EPR実験と隠れた変数説の破綻 確率の意味 / 佐藤文隆
連載●家族・性・市場●第一四一回
星加良司『障害とは何か』の2 / 立岩真也

定価本体1400円+税
発売日2017年12月27日
ISBN978-4-7917-1357-8

こちらからご購入いただけます。(Amazonへリンクされます)

2017年12月25日

21_21_DESIGN SIGHT野生展:トーク 「まるで野生」

21_21_DESIGN SIGHT企画展
野生展:飼いならされない感覚と思考
Wild:Untamed Mind
トーク 「まるで野生」
2018年1月13日(土)


21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の「野生展:飼いならされない感覚と思考」の関連トーク 「まるで野生」が開催されます。



本展ディレクター 中沢新一と21_21 DESIGN SIGHTディレクター 深澤直人による、「野生と形の関係」をテーマにしたトークです。
本展で展示、紹介している「丸石神」に代表されるように、「丸には野生が宿る」と中沢は言います。プロダクトデザイナーとしてデザインに様々な曲線を取り入れてきた深澤の目には、丸や自然曲線はどのように映るのでしょうか。
人類学者とデザイナーの2人の視点から、「野生と形」の関係を読み解き、野生をデザインに取り込れるヒントを探ります。

【日 時】2018年1月13日(土)
【時 間】15:00-16:30
【場 所】21_21 DESIGN SIGHT
【出 演】深澤直人、中沢新一
【参加費】無料(ただし、当日の入場券が必要です)
【定 員】80名

詳細・お申込みはこちらからどうぞ。



『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第11回

『週刊現代』(講談社)2018年1月6・13日合併号
連載「アースダイバー 東京下町編」第11回
2017年12月25日発売


『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
2018年1月6・13日合併号は第11回「深川芭蕉庵(2)」が掲載されています。

2017年12月22日

映画『海の産屋 雄勝法印神楽』関連トーク

映画『海の産屋 雄勝法印神楽』
関連トーク

映画『海の産屋 雄勝法印神楽』関連トークに出演します。監督の戸谷健吾さんは中央大学中沢ゼミのOBでもあります。




【あらすじ】
宮城県雄勝半島、石巻市の漁村は、東日本大震災の津波で46軒中、1戸だけを残し被災した。その絶望の淵から立ち上がったのは、村に残ることを決めた12人の漁師たちであった。
「いっさい、いっさい、海を恨んでいねぇ」と、男たちは生活の再建と同時に、祭りの復興に乗り出した。流出した一切の神楽面と祭具を作り直し、何もない海辺の居住地に柱を立て、舞台を作った。神楽に憑かれて“好きの神”を自称する漁師が、祈りの神楽を舞い、笛と二人の太鼓打ちが息を合わせ、600年前と変わらぬリズムを打つ。産屋の庭は神楽が舞い遊び、笛・太鼓の音が、命の誕生を告げる産声のように響いた。石巻や仙台、県外に避難した人たちも帰ってきた。仮設住宅で暮らす人々も、祭りの神楽に元気をつけられ、夢をふくらませた。海辺に立てられた舞台、そこでの大トリは「産屋」という演目、それは新しい命を再生し、力強く鼓動させてくれる海の豊穣と時として凶器に変わる海の荒々しさの二つが、一つの神の中に同居している。
東日本大震災から1年後の雄勝法印神楽を通して、被災と芸能が交叉する姿をとらえたドキュメンタリー。
神楽の担い手である漁師たちの、立ち上がる姿を描く人間ドラマ。

【予告編】





【上映】
1月2日より、ポレポレ東中野
(1月14日の上映後トークに出演)




2017年12月18日

『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第10回

『週刊現代』(講談社)2017年12月30日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第10回
2017年12月18日発売


『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
12月30日号は第10回「深川芭蕉庵(1)」が掲載されています。



2017年12月13日

明治大学野生の科学研究所シンポジウム「ゲーム研究の新時代に向けて」

明治大学野生の科学研究所シンポジウム「ゲーム研究の新時代に向けて」
明治大学グローバルホール
2018年1月20日(日)

所長を務める明治大学野生の科学研究所主催のシンポジウムが開催されます。



シンポジウム「ゲーム研究の新時代に向けて」

マンガやアニメと並ぶ現代カルチャーの要として、現実世界を先導するテクノロジーの精華として、ますます重要さを増しているデジタルゲーム分野。人工知能としての情報技術を人類が受容する過程で、その発展を促してきた普遍的な<遊び>の原理とは何か。ゲームが果たしてきた役割を根源的に捉え直しつつ、次代のコンテンツ産業や未来社会の創出に資する新たな研究領域の構築を、産学が連携する学際的な討議で展望する。

プログラム
10:00 主催者挨拶
  土屋恵一郎(明治大学 学長)

10:10 〈基調講演〉日本ゲームを貫く〈遊び〉の原理
  遠藤雅伸(ゲームデザイナー、東京工芸大学 芸術学部 教授)
  中川大地(評論家/編集者、明治大学 野生の科学研究所 研究員)

10:50 
〈セッション1〉ゲーム研究の射程と最前線〜ホイジンガ、カイヨワからユール以降まで
  松永伸司(東京芸術大学 美術学部 教育研究助手)
  井上明人(関西大学 総合情報学部 特任准教授)
  七邊信重(デジタルハリウッド大学大学院 デジタルコンテンツ研究科 准教授)

(12:00〜 休憩)

13:00 〈セッション2〉ゲームテクノロジーが拡張するリアリティと人間性
  福地健太郎(明治大学 総合数理学部 准教授)
  藤井直敬(ハコスコ 代表取締役)
  水野勇太(スクエア・エニックス)

14:10 〈セッション3〉ゲーム研究のためのアーカイブ戦略
  細井浩一(立命館大学 映像学部 教授)
  森川嘉一郎(明治大学 国際日本学部准教授)
  川口洋司(日本オンラインゲーム協会 事務局長)

15:30 〈セッション4〉現代ゲームデザインの潮流が導く未来学
  簗瀬洋平(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン プロダクト・エヴァンジェリスト)
  三宅陽一郎(スクウェア・エニックス )
  犬飼博士(eスポーツプロデューサー/遊物体アソビウム)

16:40 シンポジウム総括
  中沢新一(明治大学 野生の科学研究所 所長)



【日 時】2018年1月21日(日)
【時 間】10:00〜17:00(開場9:40)
【場 所】明治大学グローバルフロント1F グローバルホール
【参加費】資料代500円

主催:明治大学 野生の科学研究所 ゲーム学講座準備研究会
お問合せ:明治大学野生の科学研究所:info@sauvage.jp

詳細はこちらをご覧ください。

2017年12月12日

『粘菌 知性のはじまりとそのサイエンス』推薦文

『粘菌 知性のはじまりとそのサイエンス ー特徴から研究の歴史、動画撮影法、アート、人工知能への応用まで』
推薦文
2017年12月7日発売

帯に推薦コメントを寄稿しました。
講談社『群像』2018年2月号(2018年1月7日発売)より掲載される中沢の新連載「レンマ学」第一回の参考文献としても本書を挙げております。



内容紹介:
「森のなかの美しい宝石のような生物である粘菌には、宇宙の大不思議が宿っている。
その粘菌が、いまや21世紀の知的探求の最前線に立とうとしている。
かつて我が南方熊楠は、粘菌のなかに生命現象の原基を見出そうとしたが、
現代の生物学は、さらに粘菌のなかに知性活動の原基を見出そうとしている。
この本は胸躍る粘菌研究の最前線から届けられた、こよなくチャーミングな報告書である。」

中沢新一 氏 推薦!!

脳や神経をもたない単細胞生物でありながら、外的刺激に対して複雑な行動様式を示す粘菌(変形菌)。
その特異なふるまいは、コンピューターサイエンスや人工知能研究の黎明期から科学者たちを悩ませてきた
「単一始点最短経路問題」に最適な解を与えうる能力をもつことで注目を集めた。

この驚くべき生物が、どのようにして無数の色や形へと変身をとげるのか、
その体内でどのような化学反応がおき、多様な行動・判断を生み出しているのか、
その情報処理システムには、まだ多くの謎が残されている。

本書は、サイエンスドキュメンタリーフィルム『The Creeping Garden』の製作を通して、
2人の英国人がどのように研究を深めていったかを描き出す。
その過程で粘菌研究の歴史や、現在第一線で活躍する科学者たちの研究をふまえ、
粘菌を応用したコンピューターや人工知能、ウェアラブルデバイスなどの取り組みについても紹介。

巻末には、粘菌を活用した研究で2度のイグ・ノーベル賞を受賞した中垣俊之博士と、
現在日本の変形菌研究をリードする川上新一博士による対談も収録。


目次:
はじめに ――ようこそ粘菌の世界へ
1 粘菌の真の正体を明らかにするために
2 共同監督ティムとの出会い
3 粘菌との出会い
4 宇宙人の侵攻
5 粘菌を探し求めて
6 粘菌研究の歴史
7 粘菌のライフサイクル
8 粘菌の生育
9 粘菌の撮影法を考える
10 粘菌と日本のつながり
11 粘菌と知性
12 アートとサイエンス
13 粘菌とコンピュータ
14 知性とロボット
15 粘菌に記憶能力はあるか
16 粘菌の音楽
おわりに

映画『The Creeping Garden』制作秘話
中垣俊之×川上新一 対談 粘菌研究の未来
参考文献
索引

龍谷大学世界仏教文化研究センター公開研究会「人類知のポリリズム―華厳思想の可能性―」

龍谷大学世界仏教文化研究センター公開研究会「人類知のポリリズム―華厳思想の可能性―」
中沢 新一「レンマ学としての華厳」
龍谷大学 大宮学舎 清和館3Fホール
2018年2月11日(日)





プログラム
13:00 ~ 13:10  挨拶:能仁 正顕 ( 龍谷大学世界仏教文化研究センター長)

第一部
13:10 ~ 13:40 発表 ① :唐澤 太輔「南方熊楠の生命観と華厳思想」
13:45 ~ 14:15 発表 ② :野呂 靖「明恵の<夢>と華厳思想」
14:20 ~ 14:50 発表 ③ :亀山 隆彦「マンダラと法界:東アジア密教における華厳思想の意義」

第二部
15:00 ~ 15:50 講演 ① :河合 俊雄「ユング派心理療法と華厳経」
16:00 ~ 16:50 講演 ② :中沢 新一「レンマ学としての華厳」

第三部
17:00 ~ 17:50 ディスカッション (中沢新一×河合俊雄×唐澤太輔×野呂靖×亀山隆彦)
17:50 ~ 18:00 謝辞
総合司会:金澤豊 ( 龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員)


【日 程】2018年2月11日(日)
【時 間】13:00~18:00
【場 所】龍谷大学 大宮学舎 清和館3Fホール
【参加費】入場無料、要予約
【お申し込み方法】メール、または御電話にて。

詳細・お申込みはこちらをごらんください。

2017年12月11日

書籍『アースダイバー 東京の聖地』講談社

書籍『アースダイバー 東京の聖地』
2017年12月25日発売

週刊現代の連載、アースダイバーActive(2014年明治神宮編、2017年築地市場編)が、『アースダイバー 東京の聖地』として書籍になります。東京オリンピックを前に、変わりゆく東京の聖地を考えます。



【内容紹介】
2020年の東京オリンピックを錦の御旗に東京は大改造をされようとしています。レガシーを作ると言って、本物のレガシーを破壊していいのでしょうか?
築地市場の豊洲への移転が、決定しました。しかしアースダイバーは言っておきたいいことがあります。なぜ、築地でなくてはならないのか? 日本人と海の関係、古代から連綿と続く、市場の特別な機能、江戸時代から紆余曲折を経て現代に繋がる歴史……。築地という場所が孕んでいる聖地性が見えてきます。仲卸の果たす重要な役割、博物館に匹敵する海産物に対する深い知の体系。効率だけを考えた豊洲市場への移転はこの国の文化の大切な暗黙知を消滅させてしまいます。
2014年には新国立競技場のデザインと費用について、大論争が巻き起こり、最終的にはザハ・ハデッィド案は廃案に追い込まれました。
独創的なデザインの新国立競技場に、無意識的になんかおかしいぞと感じたのはなぜでしょうか? アースダイバー的視点から、その理由をあらためて解き明かしてみると、外苑と明治神宮との不可分な関係があったことに気づかされます。

アースダイバーの号外として、静かだが重要な提言をします。


単行本:192ページ
出版社:講談社
価格:1,404円
ISBN-10:4062209446
ISBN-13:978-4062209441

こちらからどうぞ。(Amazonへリンクします)



『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第9回

『週刊現代』(講談社)2017年12月23日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第9回
2017年12月11日発売


『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
12月23日号は「いき」の考古学(4)が掲載されています。


2017年12月4日

『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第8回

『週刊現代』(講談社)2017年12月16日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第8回
2017年12月4日発売


『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
12月16日号は「「いき」の考古学(3)」が掲載されています。

2017年12月2日

NHK Eテレ:テレビシンポジウム「いのちのマンダラに生かされる~今に息づく南方熊楠の思想~」

テレビシンポジウム(NHK Eテレ)
「いのちのマンダラに生かされる~今に息づく南方熊楠の思想~」
2017年12月9日(土)14:00〜15:00


11月21日、和歌山県田辺市にて開催された南方熊楠翁生誕150周年記念シンポジウム 「未来を生きる巨人 南方熊楠を語る」、トークセッションの様子がEテレにて放送されます。

【内容】
今でこそ大切にされている「エコロジー」を100年前に日本で提唱した南方熊楠。生誕150周年の今年ゆかりの地和歌山・田辺市で開かれたシンポジウムで思想に迫った。

 出演 :中沢新一(明治大学野生の科学研究所所長/人類学者)
     篠原ともえ(タレント)
     鏡リュウジ(占星術研究家/翻訳家)
     白川密成(栄福寺住職)
司会進行:八木 早希(フリーアナウンサー)


Eテレ テレビシンポジウム番組web